第42回 希扇会
令和4年4月10日(日) 国立小劇場
昼の部 開演 午後1時00分
夜の部 開演 午後5時30分
入場料 各3,000円
稀音家六綾 構成・演出
いかい ようかい にんげんかい
長唄構成曲 『異界妖界人間界』
古来人々は、人智の及ばない不可思議な現象に出遭ったとき、それを異界の出来事として受け入れてきました。
又、怪しげな生き物がうごめく妖怪の存在も信じてきました。そしてそれは、現代人にとって、ロマンでもあるのです。
一幕は、人間に身近な存在である狸と狐が演じる『狐狸狐狸ばなし』です。
二幕は、昔から人間と異界をつなぐ使者として信じられてる猿と獅子が登場いたします。
三幕は、江戸中期の江戸の小咄をテーマにした『あたま山』です。ある男が自分の頭の上に不本意に出現した池に
みずから身を投げて自殺するという何とも理不尽な話ですが、このシュールなブラックユーモアは、人々の笑いの裏に
ひそんでいる不気味な影かも知れません。怖いです。
劇場の仕掛けをフルに使った演出と、フィナーレのサプライズは例年通りです。
五 十 周 年 記 念 公 演 出 演 希 扇 会
tel・fax 03-3704-0251
稀音家 六綾
kisenkais@yahoo.co.jp