第43回 希扇会
令和5年5月5日(祝・金) 国立小劇場
昼の部 開場 12時30分 開演 午後1時00分
夜の部 開場 5時00分 開演 午後5時30分
入場料 各3,000円
稀音家六綾 構成・演出
長唄構成曲 『天下御免、唄い囃して半世紀』
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」誰もが知る平家物語の巻頭の詩句です。
今回の構成曲は、この平家物語を軸にして、無常感漂う中世と、平穏無事な江戸三百年の近世とを
対比してみることにいたしました。
一幕では、驕れる者久しからずの象徴である平家一門の滅亡を平家物語巻十一から、
そして源氏の大將判官義経の悲劇を第十二巻から取り上げました。
三幕は、太平安楽な江戸時代へ。その安逸を破った元禄十五年の赤穂浪士討入は
江戸の人々を熱狂させます。時を同じくして、江戸には紀伊国屋文左衛門のような
豪商たちが台頭してまいります。そして街々には陽気な祭囃子の音色が。
中幕は中世から近世への移行を軽いタッチで。
今秋閉館する劇場の大道具を、フルに使っての演出は例年通りです。
フィナーレのサプライズにご期待ください。
出 演 希 扇 会
(百名)
tel・fax 03-3704-0251
稀音家 六綾
kisenkais@yahoo.co.jp